音楽工房

日本旋法　中西清一の世界

中西　清一　作曲

日本旋法によるギター曲

『追想曲』

（作品１１）

―中村　敬三　先生を偲んで―

★音源（MIDI→MP3)

★楽譜

この曲は楽譜の整理がついていません。
数段を用いて楽譜を作成して，音源を作っています。
ギター譜に直す予定はありません。

＜作曲ノート＞

中村敬三先生は，私がしばらくお世話になったギターの先生である。4枚目のアルバム発表の準備をしている最中に，A氏からメールをもらった。このA氏は，昔（20数年前），小さなコンサートに出演したことがある程度の仲である。知り合いのギタリストの名前を探してHPの検索をしていたところ，私の名前にめぐり合い，メールをくれたとのこと。その中で，先生の死を知った。今年の1月に亡くなられたそうである。

急遽，私は先生への思いを込め，作品を書くことにした。

中村敬三先生は，我国で初めてF・タレガの「アラールの練習曲」をレコーディングされた方である。

休日を利用し1日に1曲完成させるという課題を自身に当て，3日連続で3曲書いた。

「追想曲第1番」（2’43”，2003年3月21日作曲），「追想曲第2番」（2’59”，3月22日作曲），「追想曲第3番」（4’57”，3月23日作曲）